
■ 活動 ■
水戸ジュニアオーケストラは、青少年オーケストラの育成を願い、昭和52年に北見隆昭氏、戸田明男氏、吉久保美都里氏らの指導の下に結成されました。翌昭和53年8月には第1回定期演奏会を開き、その後、定期演奏会をはじめとした数々の地域事業への参加、オペラやバレエとの競演など実績を積み重ねています。
定期演奏会は、水戸芸術祭の一環として水戸芸術館で毎年8月に行なっていて、当団の一番大きなイベントとなっています。現在は、第26回の定演から当団を指揮していただいている東京芸術大学講師の蒲生克郷先生のご指導のもと、「積極的な演奏」と「楽譜を深く読み解くこと」を目標に、練習に励んでいます。
■講師紹介■

《指揮者》
蒲生 克郷
東京藝術大学卒業。
NHK―FM「夕べのリサイタル・新人演奏会」に出演。
1976~78年渡独。ヒルデスハイム市立歌劇場管弦楽団奏者、ヒルデスハイム室内管弦楽団コンサートマスターを務める傍ら、ヴュルツブルク音楽大学にて研鑽を積む。
帰国後は室内楽を活動の中心とし、憩弦楽四重奏団、東京バロックアンサンブル、東京バッハアカデミー、久合田緑弦楽四重奏団などで活躍する。
・1987~88年神戸女学院大学講師。
・1980年より2014年3月まで東京藝術大学音楽学部管弦楽研究部非常勤講師
その間長年にわたり同部(藝大フィルハーモニア)コンサートマスターを務めた。また同大学器楽科非常勤講師として後進の指導にも当たった。
1989年エルデーディ弦楽四重奏団設立に参加し、現在に至るまで多くの演奏会、音楽祭に出演。 CDはハイドン、メンデルスゾーン、シューマンの各弦楽四重奏曲をリリースしている。また金昌国氏主催のアンサンブルofトウキョウのメンバーも務めている。
故多久興、海野義雄、故ボリス・ゴールドシュタイン の各氏に師事。
《弦楽器 指導》
安達 賀弥子
上野学園高等学校音楽科を経て,上野学園音楽学部器楽科卒業。
・茨城交響楽団コンサートマスター
・イ・ソリスティ・イバラキ室内合奏団員
・日立室内アンサンブル団員
・I・M・A茨城音楽文化振興協会演奏会員
吉久保美都里,北見隆昭,竹内茂の各氏に師事。
内藤 知子
東京音楽大学,ウィーン市立音楽院卒業。
第19回マスタープレイヤーズ国際音楽コンクール(イタリア)首位入選。
・現在ソロ,室内楽,オーケストラ等で演奏活動を行う。
・東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団メンバー。
鷲見健彰,天満敦子,ヴィルヘルム・ヒューブナー,
ヴェルナー・ヒン クの各氏に師事。
諸岡 涼子
水戸三校音楽科 国立音楽大学器楽科卒業。
ヴァイオリンを北見隆昭、直井文代、ヴィオラを渡部啓三の各氏に師事。
「オーケストラ・シンポシオン」「バッハ・コレギウム・ジャパン」
「コンヴェルスム・ムジクム」などの数多くの演奏会、CDレコーディングに参加。韓国漢陽音楽大学古楽セミナーの演奏員として度々訪韓。
古楽器のみならず室内楽、オーケストラで幅広い演奏活動を行っている。
・「下野楽遊奏楽塾」「ひたちなか楽友会」の講師を歴任。
・「やまなし古楽セミナー」講師
・「オーケストラ・Mzima」「東京五美術大学管弦楽団」トレーナー
・「オーケストラ・シンポシオン」首席ヴィオラ奏者
久保田 明子
茨城大学教育学部音楽科卒業。
茨城県新人演奏会出演。
ヴァイオリンを直井文代,二村英之,井崎真理の各氏に師事。
現在, 自宅音楽教室や関山音楽教室にて講師を務める傍ら,
ピアノ, ソプラノ, 朗読のメンバーと共に「ensemble 花音」を結成。
民話や物語, 詩を既存の楽曲やオリジナルの曲に乗せて朗読をする
《お話と小さな音楽会》を県内の小中学校, 施設等で行っている。
弦楽アンサンブル「あるこの会」指導者
《管楽器 指導》
菅谷 都子
水戸第三高等学校音楽科を経て武蔵野音楽大学を卒業。
クラリネットを磯部周平,千葉国夫,細野孝興。ピアノを白石晶子,
秋山千賀子,高良仁美。
通奏低音奏法・チェンバロを辰巳美奈子の各氏に師事。
・1999年に水戸芸術館主催「第10回 茨城の名手 名歌手たち」
(古楽アンサンブル)に出演。
・2005年に『ミュージックofハート音楽館』を開設。
現在は後進の指導にあたる他,コンサートの企画等を行う
■団員構成■
弦楽器 36名 管楽器 12名 (2018年6月現在)